子宮体がんだって

2018年2月子宮体がん1cとわかったばかりの私、検査や手術、かかった費用の事など寛解と言ってもらえる日まで書いていきます。

抜糸

とりあえず近所のかかりつけの病院で抜糸をしていただきました。会計は390円。痛みもなく簡単に取れました。それだけが良かった事です。

この2ヶ月ほとんどが発熱と化膿と戦って費やしました。いつまで言っても仕方ありません、これから徐々に落ちた体力を取り戻さねばと思います。

糸は溶けません・・ですって!?

孫ちゃんの風邪がうつり週末から発熱してダウンしてました。熱っぽくなるとおしもの傷がまたウズウズ、チクチクしてきます。たまりかねて月曜日に大学病院に電話して婦人科の看護師さんにつないでもらいました。状況を話し「糸はいつ消えるのでしょうか」と尋ねると「3ヶ月くらいです」との事。ちょっとした事ですぐ化膿しかかるし体調もすぐれないと言いますと、病院に来てもかまわないと言われました。大学病院はいきなり行っても診てもらえないのです。大学病院に行くとなると送ってもらう都合もあるので又連絡しますと一旦電話を切りました、主人と相談して手術をしてくれた先生の日に行こうと決め、業務時間になったら電話しようと思っていたら次の日の朝、主治医先生から電話がかかってきて「糸は溶けませんから、近所の病院で抜いてもらってください。」ですって!え~~~!?今まで溶ける糸って聞いてたけど???忙しがっている様子ありありの先生の話を総合してみると、どうやら、本当なら手術が終わった時に抜いてしまわないといけなかった糸が抜き忘れられていただけの様子。はっきりとはおっしゃらなかったけど・・・手術のあと何回か診察の機会もあったのに・・・ここ2ヶ月の私の苦しみはなんだったの?と怒りもこみ上げてきましたが、言っても仕方ないしとあきらめて電話を切りましたが、やっぱり腹がたつし、大学病院の先生ってがんを切る手術のみにしか興味ないのかと不信感も。過ぎた事は仕方ない、仕方ないと自分をなだめつつこの文を書いています。

そうそう今日第二孫ちゃん誕生。破水が少しずつもれているのでもしも感染が起こるとそちらの方が怖いからと帝王切開でのお産に踏み切ったらしいです。お腹が張るんですと言いつつ出歩いていた嫁ちゃんに(言えないし言わないけど)立腹しつつの素直に喜べない誕生でした。まぁこちらも仕方ない、仕方ない。無事に成長しますようにと心から願います。

お嫁さんが切迫早産=入院

私の体調は一進一退を繰り返しながらもじりじりと上向き調子です。一進二進なら良いのですが退が混じるので、どうしても慎重になりがちな生活です。そんな中近所に住むお嫁さんが1歳半の孫を残して切迫早産で緊急入院という大変な事態になってしまいました。それで昨日は息子がお嫁さんのお見舞いに行っている間7時間もの子守でした、近所とは言えあまり会わないので孫も緊張していましたが4月から保育園に通っているので、親がいないことに慣れていて何度か泣きそうになる場面もありましたが、なんとかこらえ泣かずにいられましたが、息子が見舞いから帰って迎えに来たとたん気が緩んだのか大泣きで、本当に可哀想でした。孫も可哀想だったのですが、主人も犬の世話、孫の散歩と大忙しでこちらもお気の毒でした。あまり長い間のお見舞いなので何をしていたのか聞いたら、個室に移れてソファがあったので、そこで横になってお嫁さんとしゃべってたのですって!我が息子とその伴侶ながら毎度毎度の無神経さには本当にうんざりです。

普通の生活へ戻れる日は?

退院後3日目から体調を崩し、家で寝たり起きたりの暮らしをずっと続けていましたが22日、23日とピアノレッスン、犬の病院通いと2つの大きなイベントをこなしました。昨日はおへその傷の辺りがうっすら赤くなっていて心配したのですが、シャワーで流したら治まりました。

今日は朝から気力が出てスーパーへ出かけ、おかずの一つでも作ろうかとも思いましたが、こじらせたら又一から出直しになり家族に迷惑がかかると考えて買い物は明日にする事にしました。気力が出ると退屈の虫もうずき、これを我慢するのも結構しんどいです(笑)

入院してから犬の世話を含めた家事、全部を主人と息子で手分けしてやってくれています。退院後も私は3日目に体調を崩してからは洗濯をするだけでした。御飯はお弁当やらお惣菜やら、時々は主人と息子で外食、私は家でお弁当なんていう生活でした。掃除は・・・週1の掃除機の他はほこりを払っているだけです(汗、汗)家族みな文句も言わず我慢してくれています、本当に助かっていますが、早く元の普通の生活に戻りたいです。

表面の傷は小さくても手術は手術、身体の強さはそれぞれですが、特に普段からあまり丈夫でない人は、医師や看護師さんたちのいう事に振り回されず焦らず慎重に過ごさないといけなかったな~と思っています。

手術後5週め

手術から5週間がたとうとしています。現状はやっとおしもの傷の感染の痛手から立ち直ってきたところです。腹腔鏡の傷はかさぶたがはがれました。おへその中はわかりませんが、他の傷は糸も消えました。お腹の中は、からっぽになったところがまだ少し痛みます。おしもの傷はまだ糸がしっかり残っています。

それでも昼過ぎから熱が出ておしもの傷のあとがうずうずするのがだいぶましになってきたので、昨日術後始めて入浴をしました。入浴許可自体は先々週に出ていたのですが、すぐ喉が痛くなって熱が出、傷が痛くなるのが怖くて入浴する気持ちになれませんでした。

お風呂に入ったせいか今日は気持ちも前向きになったように思います。

便利グッズ

入院中持っていて良かったと思えるものは、まず腕時計。携帯でも時間はわかるのですが開く手間がはぶけるし、術後当日の長い夜、確実に時間が過ぎて朝が近づいているのだと希望の糧になりました。枕、病院の枕は小さいことが多いので自分の枕を持っていきました。快適でした。ラジオも良かったです。術後テレビの刺激がきつくて見る気があまりしませんでしたが、ラジオから流れるゆったりした音楽は気持ちを癒してくれました。ちょっとした飾り物、愛犬や子供達の写真。これも心を優しく癒して勇気つけてくれる物でした。クリアホルダー、バインダー。病院ではたくさんの紙が渡されます。まとめて片付けられてあれどこ?が防げました。お財布と携帯が入る程度の小さな手提げ。病院は盗難も多いと聞きます。ちょっと出るでもいつでも持って歩くようにしていました。入院時の荷物はスーツケースにまとめました。ころころ押して歩ける大きなスーツケースは退院時、少し寄りかかって歩けるし重いものは持てませんので良かったなあと思いました。

 

手術から1か月

相変わらずの状態です。風邪が長引いている感じに加えておしもの傷の跡がきっかけがあればいつでも腫れてやるぞ!の雰囲気を漂わせている。バルトリン腺を慢性になってしまった時と同じ感覚です。

お腹の中はだいぶ落ち着いてきました。肩を下に横向きに寝るのも短時間ならできるようになりました。軽くストレッチもできます。腹筋運動も4,5回ならできるようになりました。

これから手術を受ける方がいらっしゃればどうぞお大事になさって。