子宮体がんだって

2018年2月子宮体がん1cとわかったばかりの私、検査や手術、かかった費用の事など寛解と言ってもらえる日まで書いていきます。

地域の中核病院へ(4) 子宮内膜掻爬 一泊二日の入院 二日目

うとうとと浅い眠りのまま朝を迎え今日は手術ですので朝食は抜き、水分は午前7時まではかまいません。血圧を測ったり体温を測ったり点滴をしたり、術着に着替えたりしているうちに順番が回ってきて10時に処置室に入ります。

緊張の中ラミナリアを取り出すのですがこれがまた痛くて気持ちが悪い。麻酔がかかり・・・・終わりましたの声ではっと気が付きました。時間は15分ほどでした。

車椅子でベッドに戻り、麻酔の名残か昨夜の不眠のせいか眠たくて意識がはっきりしません。最初のトイレは立ち会いますから、看護婦を呼ぶようにとの注意がありました。うとうとしているうちに昼食の時間になりましたが少し食べると吐き気がしてきたので、ほとんどを残してしまいました。

意識がはっきりしてきたのは3時過ぎくらいだったでしょうか、その少し後に呼ばれて処置後の検診がありました。異常なしという事で安心して診察台から下りて先生の前に座ると、いきなり

「MR検査の結果やはりがんでした。」との宣告。

え~、このタイミングでその宣告ですか!

「病期は1Cで内膜の半分以上に進んでいます。手術は腹腔鏡でも可能ですが保険がききません。腹腔鏡を選択されるなら大学病院への紹介状を書きます。あなたの病期なら普通の病院では腹腔鏡での手術はできません。開腹手術を選択なさるなら、近所のもう少し大きな病院を紹介します。」と、もっと優しい調子でお話してくださっているのですが、ざっとまとめるとこんなお話でした。

「質問はありますか」と聞かれても、頭がまとまらず何もわかりませんと答えるだけでした。

 

正直なところ、まだがんの疑い=がんじゃない と思っていたのです。

やはりショックでした。

2週間後に今日の検査の結果が出ます、その時までに手術をする病院を決めておくように言われました。その後看護婦さんから当日はシャワーも不可、浴槽につかるのは次の診察の後でね、と言われ4時ごろ退院しました。

食事の制限もなかったのですが頭痛と吐き気がおさまらず、その日は夕食もほとんど食べられず、家族に先生に言われた事をそのまま告げただけでベッドにはいり、いつも飲んでいるデパスを飲んで休みました。

頭痛と吐き気は翌日は収まっていました。

会計は27600円