子宮体がんだって

2018年2月子宮体がん1cとわかったばかりの私、検査や手術、かかった費用の事など寛解と言ってもらえる日まで書いていきます。

また熱が・・不安でいっぱい

昨日も断続的にくしゃみと喉の痛みが続いた。お茶でうがいをしてみたり暖かい甘酒を飲んでみたり喉にはスカーフ、使い捨てカイロも要所に貼って自分なりに工夫しているのですが・・・

夜38,2度の熱発、傷(だった所)がうずうずするので解熱剤を飲んで寝る。今朝はまあまあ。しばらく解熱剤飲み続けようかな・・熱も朝晩測っておかなくちゃ。

ネットで検索して腹腔鏡手術でおしもに傷が出来たと言う記事は検索できなかったし、なんだかなぁと不安と不信感。がんは取りきれたみたいなんでそれで御の字なのかも知れないけれど、いつまでこんな調子なのかな。

 

積極的になれない

月末に傷部分をひどく化膿させてから、どうもちょっとした事でくしゃみ、鼻水、喉の痛みが出ます。前回これが体調をくずす前兆となったので、又悪くなるのではないか、あの痛みがぶり返すのでは?とどうも何かにつけ消極的になっています。念のための抗生物質が手元にたっぷりあれば少しは冒険もできるのだけれど・・・と思いながらひたすらじっとしています。昨日初めて庭掃除をし、腹筋運動を3回してみました。

手術後初めての外来・病理診断結果・入院費用

昨日は術後初めての外来診察で病理診断の結果を聞く日でした。

手術中には筋層までの浸潤はないと見えましたが少し浸潤しています。術中にわかっていれば骨盤内リンパ郭清をするのですが、あなたの場合は今から再手術という事はありません。追加の治療の必要もないです。次は3ヶ月後に来てください。連休中すごく痛んだ話をすると「外側に傷がありましたからね、感染したんでしょう、すみませんでしたね」と先生。よくある事ですか?と尋ねますと「めったにないです」とさらりとおっしゃって内診に移りました。内診はいつもの器具を入れて縫った傷の様子を調べ、指を中から入れながら反対の手でお腹を押さえはさむようにして調べてから、中からエコー、外からエコーでお仕舞いでした。とは言え干からびた体には器具を受け入れるのも一苦労で痛みがあり「力を抜いて」と言われてもなかなか力が抜けません。それでも内診の時はいちいち「よしっ」「だいじょうぶっ」と強めにおっしゃるので安心感があります。経過が良いのでお風呂のOKも出ました。性交は3ヶ月後まで待ってくださいとの事。

内診の後は薄いおりものが続いています。

抗がん剤などの追加治療をしなくてすみ、本当にほっとしています。後は少しずつ落ちた筋肉などを戻して行こうと、やっと前を向く事ができそうです。ちなみに体重は落ちましたが脂肪の率は上がっていました。足も細くなってしまいました。無理せず少しずつ体力をつけていこうと思います。

入院手術の代金は28万1,470円。個室代、貸し寝巻き代含みます。

今日の診察は1450円でした。

そこまでの手術は必要なかったと後でわかったの・・入院中に聞いた話②

入院中、私の様子を見て「元気そうね、」とおっしゃる方がいらっしゃいました。腹腔鏡手術でしたので・・と答えると「私もよ」と。その方は傍大動脈のリンパ郭清までの手術だったそうです。手術の直後も大変辛かったそうです。今回は抗がん剤治療での入院だそうですが顔色も悪くしんどそうでした。

手術後の検査の結果、傍大動脈リンパ郭清は必要なかったと後で言われたとしょんぼりしておいででした。

それに伴う後遺症が出たのかどうかは伺っていませんが、そんな事もあるんだなあと思ったのです。

私の場合は初めの病院では傍大動脈のリンパ郭清の必要な1Cであると診断されてきたのですが、この病院での検査の結果、そこまでがんが大きくなっていないという事でリンパ郭清なし、子宮と付属物を取る手術で済んだのです。初めの病院で手術を受けていればあの方と同じく大きな手術をしかも開腹で受けなければならなかったわけです。

あの方のこれからの事を知ることはできませんし、私自身のこれからもどうなるかはわかりません。どちらが正解という事はないのですけれど、手術の後でここまでの大手術を受ける必要はなかったと知らされることは本当に辛くて大変だったろうと想像できます。

 

 

手術後1日目の記録

今日手術から3週間がたちました。今日は自力で体温を作っている気がします。

さて長かった夜も明け、看護師さんの動き、他の患者さんの動きも活発になり気がまぎれるようになりました。担当の先生も顔を出して10時半ころいよいよ離床です。まず酸素マスクを取りました。とたんに息がしにくい感じがしますがしばらくすると慣れました。多分立てるでしょうからと導尿の管を抜きました。すっとしました。どんなに痛いかとおびえていましたが割りにすんなり立ち上げれてそのまま部屋まで帰ります。昼ごはん(おかゆ)が食べれたら点滴も抜けますよ~と言われ食欲はないけれど昼ごはんが待ち遠しい。

おしもの傷は相変わらず痛いが尿はすきっと出た。

昼ごはんはおかゆの他に野菜の煮物など。冷たいおかずはお腹にこたえてとても不快でした。とは言え半分ほどは食べれて午後2時ごろ点滴の管も抜ける。

4時頃先生の診察がありドレーンの管も抜けました。ドレーンの管は一箇所縫ってあり抜糸してから抜きます。これもひどく怖かったけれど痛みもなかったでした。

少し歩く練習をしたり部屋を片付けたりしながら過ごす。立った時体はまっすぐにはならない、どうしても前かがみになるし、おしもの傷が痛くてがにまた歩きになってしまうが、小さな歩幅でのろのろ歩く。横になるのも起きるのも一苦労。お腹の傷も痛いがおしもの傷も痛い。

睡眠薬、痛み止めを飲んでぐっすり眠った。

手術当日の記録

手術当日は顔に油分のある物をつける事はできません。それは気管チューブを絆創膏で貼り付けるので顔に油分があるとテープがはずれてしまうからだそうです。今日は絶食、飲み物も摂る事ができません。

私の手術予定は13時半からです。

9時浣腸。

10時点滴開始。11時血を固まりにくくする薬を点滴とは別に注射します。

12時内診

前の方の手術が長引き私の手術開始は4時過ぎにずれこみました。この間家族もずっと待っていなければなりません。今回金銭的にだいぶ無理したのですが個室を取ったのは本当に幸いでした。

手術は他の方も書いておられる通り、目が覚めたら回復室でした。主人に腕時計をつけてもらいました。リンパ郭清はしなくてすんだと主人に教えて貰って少し話した後、犬の世話が心配なので帰ってもらいました。

鼻口には酸素マスク、腕には点滴、お腹からドレーン、導尿の管、足にはマッサージの機械がついています。初めのうちは寒くて電気毛布をかけて貰いました。導尿がうまく行かず手術後夜中の2時くらいまでは痛みと尿意で辛い長い時間でしたが2時過ぎくらいからは尿が通じるようになり疲れも出て気が付けば15分くらい眠っているときもあり時間が早く過ぎるようになりました。4時を過ぎれば「もうすぐ夜が明ける」と思い朝になれば導尿や点滴が抜け部屋に帰れると希望がわいてきてますます過ごしやすくなりました。

手術当日はこんな感じでした。腹腔鏡手術で傷自体は小さいし痛み止めもしっかり入っているので今から思っても傷の痛みはそれほどでもなかったように思います。辛かったのは導尿付近の痛み、尿意、同じ姿勢でいるための背中から腰にかけての痛みでした。長い夜でした。

 

手術前日の記録

手術前日はおへその掃除をしてもらいました。油を含ませた綿棒で何回かおへその中をくりくりと拭き取ります。その時は痛くないけれど後に、おへそをいじり過ぎた時の重鈍い痛みが残った。

その後シャワーと洗髪。

手術後に着る肌着や使い捨てTパンツ、バスタオルなど指定されたものをまとめて看護師さんに渡す。前日は食事は通常通りいただけました。10時の消灯まで飲み物も普通に摂って大丈夫。

緊張感はあるけれど特に何事もなく過ぎていきました。