子宮体がんだって

2018年2月子宮体がん1cとわかったばかりの私、検査や手術、かかった費用の事など寛解と言ってもらえる日まで書いていきます。

頭の体操で体もほっこり温まる

毎日寒いですが晴れている日のお日様のパワーは強くなってきました。梅も咲き出し春を感じさせます。

少し前から頭の体操(と暇つぶし)に中学生向けの数学のドリルをやり始めました。簡単な説明と練習問題がならんだもので、忘れてしまった事もなんとか思い出しながら出来るようになっています。それでも鈍った頭には厳しいようで集中して見開き2ページをすると、体までじんわりあたたまっているのです。脳に血が行くと全身の血行も良くなるのでしょうか?若かった頃には気がつかなかった現象です。

ぼけ防止とがんの抑制と一石二鳥になるかどうか?続けたいと思います。

無治療を選択した話②

無治療を選択した方と実際に会う機会がありました。今気をつけているのは体を暖める事だそうです。飲み物食べ物はすべて温かいもの。体を冷やさないように着るものにも気をつけて、2日に一回は「酵素ぶろ」に通われているそうです。酵素風呂は呼吸ができるよう口と鼻だけ出して頭まですっぽりと酵素の中に入るのだそうで、これを始めてから大分調子が良いと話しておられました。

冷たいものを食べないと言うのは良いのではと私も思い、今までスムージーが冷たかったのでこれからは野菜スープにして頂こうかなと考えています。

無治療を選択した話①

主人の知人の話です。

男性で60歳を過ぎたくらいの年齢ですが2018年の初めに食道がんが見つかったのだそうです。見つかった時にはがんが大きくなっていたので手術はできず治療だけを受けたのだそうです。(どんな治療を受けたのか、抗がん剤なのか、放射線なのか、詳しく聞けずあいまいです)

ずいぶん苦しい治療だったそうですが、なんとか耐えてがんも小さくなりでは手術をしましょうと詳しい検査をしたら、なんと転移の疑いが出てきたそうです。

それで知人は、「せっかく苦しい治療に耐えたのにがんは他にも転移していた。ここで手術をしても、また他に転移をするかもしれない。手術をすれば体力も衰え、抗がんの治療でもよりいっそう激しく体力を消耗するだろう。それなら余命があと何年あるかわからないけれど、好きな事をして楽しく余生を過ごすほうが建設的ではなかろうか」と考えて、これ以上の積極的な治療をすることをやめる事を決意なさったそうです。

60歳になったばかりと言えば、治療をしない選択をするのは本当に勇気がいったと思います。これからどうなるのか状況がわかればまたブログに書きたいと思っています。

 

年の初めに改めて感謝

新年明けましておめでとうございます。

今年はあわただしかった去年前半を思い起こし改めて感謝の気持ちが大きく湧き上がったお正月でした。

少量ではあるものの、一ヶ月以上も続いた不正出血がきっかけで、おととし2017年の12月に検査は受けていたものの、がんだとは思いもよらず暮れは病院も混むので年が明け落ち着いた頃に結果を聞きに行こうとのんびりかまえていたのでした。検査の結果は子宮体がん1cと判断され傍大動脈リンパ切除の予定だったのが、開けてみれば内膜への浸潤もなく(詳しい検査の結果少し浸潤していたらしいですが)リンパ郭清もしなくてすみ、抗がん剤治療も受けなくて済んだことは本当に幸せでした。

がんと診断されてから、気持ちも弱り愚痴や怒りの気持ちをコントロールできず辛いときもありましたが、お寺に参ったり、ご香水を頂いたり、またブログで同じ病気の方の経験を読むことで気持ちを共有できたことで落ち着けたのも、大きな幸いでした。

今年は4月に術後一年のMRI検査があります。一つ、一つの検査を乗り越え、毎日を感謝しつつ楽しみながら大切に過ごしたいと心から思います。

 

ちょうど去年2017年の今頃不正出血があったのでした

冬とは思えない陽気でした。

あまり記事も書いていないのにたくさんの方に見ていただいてありがたく思っています。今現在、体がんと診断され不安に思っていらっしゃる方に少しでも役に立てればと思っています。

ちょうど去年の今頃、小量でしたが不正出血が続き、もともとポリープがあると言われていたので、その影響かと軽い気持ちで病院に行ったのでした。

検査の結果がんとわかったのは年が明けてからでしたが、その頃の事を思い出すたびに、早く検査を受けて良かったなあとしみじみ思います。早期発見のおかげで、手術も腹腔鏡下ででき、リンパ郭清もせずに済み、抗がん治療もせずに済み、今では前と少しも変わらない生活ができています。本当にありがたい事です。

さて、今日は検診でした。

どうですか?と様子を聞かれ、特に変わりはありませんと答え、内診とスキャンのあと、大丈夫ですよと安心を貰って帰ります。そして4月(術後一年)のCT検査と細胞診の予約をとりました。そしてその後で先生から「あなたは家も遠いし、再発のおそれもほとんどないし、CT検査の結果何もなければ自宅近所の病院に移って今後の検診はそちらで受けますか?と言われました。一瞬、大学病院から離れる不安がよぎりましたが、再発のおそれがほとんど無いと言われたので、近くの病院に移れるならそれはそれで良い事だと納得しました。

高さ4メートルほどの大きなクリスマスツリーが美しく飾られていました。大きくて立派でした。

心無い言葉 

先日、趣味の会の集まりで友人たちに会い楽しく過ごしていたのですが、その中の一人から信じられない言葉を言われました。

しばらく来なかったね、どうしてたの?と聞く友人に(友人と書くのも忌々しい!)がんの手術してね、と答えると

「ふーん、あなた、がんになりそうな性格してるわ」と返ってきたのです。ちょっと待って、がんになる性格って!何それ?と頭の中が混乱して言い返すこともできませんでした。

たしかに、その場で言い返せず、何日もへこんでいるこの性格の事を言ったのかもしれませんが、それにしても・・

ここに書いたことで気持ちを切り替えてさっぱりしたいと思います。

それはそれとして、まぁ、元気に普通に暮らしています。血流の良くなる薬を飲んでから冷え性がだいぶ楽になりました。

 

体がん手術から半年   友人の死

手術から半年が無事に過ぎました。

先日なんの病気の兆候も無かった友人が風邪がもとの肺炎であっという間に亡くなってしまいました。頑健な方でしたので驚きましたが、普段健康すぎるくらい健康で体力もあったので自分に対しての過信があったのでは?と感じています。いくら元気でも若い頃とは違っているはずですのに、その事を認めたくない気持ちもあって手当てが遅れたのではないでしょうか?

私自身の体調は術後日にちが重なるごとに元に戻っている気持ちがします。以前はほぼ毎日だったお腹の中の違和感もほんのたまに感じるだけになり生活も普通に戻りました。

前回書いた血流の良くなる薬を飲んでから足の冷えが段違いに良くなりました。私は血圧が低いせいか冷え性で顔色も悪く特に口の周り、こめかみが青白くてそのくせ他の部分は赤黒くくすんでいるのが自分でとてもイヤなので顔の血流も良くなって若い頃のような透明感のある肌に戻りたいなあと、薄い期待を抱いているのあります。